「ならば、カイル、お前は使用人のフリして殿下にもばれないようについてこい。いいな。それから、みんな私のことを愛称で呼ぶな!」 「了解したけど、ならなんて呼ぶんだよ。ジュリエッタか?バルニエール伯爵?団長?フツーすぎて面白くねぇ。」 「普通でいいんだよ。さて、と。私はタウンハウスに帰るから。仕事がある。」 そう言って踵を返す。 「あれ、これ俺もついてった方がいい?」 「当たり前だ!使用人のフリをするためにも、仕事を仕込まなきゃいけないんだからな。副長代理はお前だ!トーイ」