ハッピーバレンタイン!!

「やぁっ!!もう、離して!!」

私がそう叫ぶように言うと彼は

「君が俺のこと言わないなら離してあげるよ?」

と微笑んだ。
私は言葉を続ける。

「ひどい・・こんなことするなんて・・・」

「緋奈が俺の言うこと聞かないからだよ。」

私はその言葉が頭にきた。

「私は中津くんの奴隷じゃないわ!!
中津くん・・このこと私がメディアにばらまいたらどうなると思ってる?」