ハッピーバレンタイン!!

やっと離されたと思うと、私の身体は胸を壁に押し付けられる格好にされる。

「なにするのっ!!
離して!!」

私は彼を手で突き飛ばそうとしたが、その前に彼の力強い腕に捕まってしまう。

私のセーラー服から出る首筋に痛みが走る。

「痛っ!!・・・何をっ!!」

私がそう言うと、彼が得意そうに答える。

「君の首筋にキスマークをつけた。
気になるのなら後で鏡で見てみるといい。」