放課になる度に女の子たちは中津くんに寄って行く。
中津くんはニコニコ笑って女の子たちの相手をしている。
その状態が次の日にもその次の日にも続いた。
明日は歓迎会が行われるというので、私はみんなが部活動してる間に学校で歓迎会の準備をしていた。
その時、教室にいる中津くんを見つけた。
理由を言って教室から出てもらうワケにもいかない。
私がどうしようか悩んでいると教室の中津くんが、カバンから昼間女の子たちにもらったお菓子をゴミ箱に捨てていた。
「・・・ったく。
コッチが甘いもん嫌いってのも知らないで菓子ばっか渡しやがって・・・。
女なんかみんな同じだ。」
いつものカッコよくニコリと微笑む彼ではない。
私がそう思っていると不意に彼が顔を上げた。
「あんた、誰?」
中津くんはそのままの口調で私の方を向いた。
中津くんはニコニコ笑って女の子たちの相手をしている。
その状態が次の日にもその次の日にも続いた。
明日は歓迎会が行われるというので、私はみんなが部活動してる間に学校で歓迎会の準備をしていた。
その時、教室にいる中津くんを見つけた。
理由を言って教室から出てもらうワケにもいかない。
私がどうしようか悩んでいると教室の中津くんが、カバンから昼間女の子たちにもらったお菓子をゴミ箱に捨てていた。
「・・・ったく。
コッチが甘いもん嫌いってのも知らないで菓子ばっか渡しやがって・・・。
女なんかみんな同じだ。」
いつものカッコよくニコリと微笑む彼ではない。
私がそう思っていると不意に彼が顔を上げた。
「あんた、誰?」
中津くんはそのままの口調で私の方を向いた。


