ハッピーバレンタイン!!

「アル・・・話を聞いてくれてありがとう!!
少し元気になったよ!!」

「緋奈ちゃんが通っている中学校はどこ?」

アルがどうしてそんなことを聞くのか、私にはわからなかったが、とりあえず彼の問いに答える。

「日ノ上市立、日ノ上第一中学校だよ?」

「へぇ?そうなんだ。
もしかしたら、近々また会うことになるかもね?」

アルは不思議な言葉を残し、公園を去ったのだった。