それに追い討ちをかけるように




「…よくやったな、彩音。」




櫂理さんの低くて色っぽい声が耳元で響く。





わ…私、今…最高に幸せですッ。





幸せを最高潮に感じた私は…




…気を失ってしまいました。





意識を手放しながら櫂理さんの声が私の名前を呼んでいました。