それはいいとして…私って何の役にも立ってないないよ…。 もう1つため息をついた時、会社の電話が鳴った。 私は深呼吸をして受話器を取る。 「はい。2-K&Aの羽成です。」 『私、株式会社丸山の田坂«タサカ»と申します。』 私は会社名と名前をメモる。 さっき社ちょ…じゃなかった櫂理さんが今日行く予定の会社だ。