私は慌てて首を振り、



「な…何でもないよ。」



苦笑いをした。




すると


「そんじゃ、カイから一言。」




穂波さんの言葉に鷹栖さんから色っぽいため息がッ!?




私は早鐘のように鳴り響く心臓を服の上から抑えた。




こ…こんなんで私ッ、し…心臓が持ちません(泣)ッ!?




私は心の中で叫んで鷹栖さんを見つめた。