すると彼の嬉しそうな声がした。



『ククッ…やっぱお前みたいな女、キライじゃねぇわ。』





そう言った彼は




『…新会社でお前の上司になる鷹栖 櫂理だ。』





「は…羽成 彩音ですッ。よ…よろしくお願いします。」




気づけば頭を下げていた。




『クッ…カズに代わってくれ。』




「は…はい。」