「はは…ッ。羽成、変な顔。」





笑いながら穂浪さんが話を続けた。





「独立は1人じゃねぇんだ。高校の時の友達。またこいつが天才なんだわ。そいつと入社してすぐに再会した。そんで意気投合して10年で力つけて2人の会社作ろうって話になって最近お互いが係長になったからそろそろいいかなって。それでお互いいいヤツ引き抜いて辞めてやろうって。それが羽成なんだよね。」