意地悪上司は仔猫好き






私はその後をすぐに追った。




「待ってッ!?彩音ッ!?」





人なんて気にせず叫ぶと彩音が立ち止まった。





「…直…接なんて無理だ…から…明歩ちゃ…から櫂理さんに…おめでとうって伝えて…。」





力なく落ちた封筒。




私はあまりに悲しそうで今にも泣き出しそうな彩音の顔にそれ以上動けなくなっていた。




私は数分して慌てて彩音の落とした封筒を拾い上げた。