見上げると櫂理さんはとても意地悪な顔してニヤリと笑っている。 い…いつもの櫂理さんだぁッ!? 驚く私の唇に苦いモノが触れた。 それはコーヒーを飲んだ櫂理さんの唇だった。 「…彩音の唇、甘い…。」 櫂理さんが唇をペロリと舐める。 それがスゴく色っぽくて…エロくて…。 私の体が熱くなる。