【短】君しか好きになれない


私たちは今、学校から数メートル離れたところにいる。

明は、ずっと黙ったまま。

やっぱり、私が遅れたことを怒ってるのかな。

さくら「明、遅れてごめんね?」

私は、素直に謝った。

明「えっ?なにが?」

はい?

明は怒ってたんじゃないのぉ?

さくら「ずっと黙ってるから怒ってるのかなって思って…」

私の勘違いなのかな?

明「あ〜、黙ってたのはね……どこに行くか迷ってただけなの」

ふぇぇぇっ!?