「……立てない…です。」 私はその人を見た。 背が高く、小さい私は急な角度で見上げている。 少し首の後ろが辛いくらいに。 私はなんだか涙が出そうになった。 そのまま見上げているせいか、手の力が強くなるのを感じた。