「なんだ…もしかして立てないのか?」 少し馬鹿にしたような口調で言うハスキーな声の人。 私は声のした方を見ると、ビックリした。 プールで私の右手を掴んだ人だった。 あ、泥棒じゃ無かったんだ。 なんだかホッとしている私…ってそんな場合じゃないけど。