冷たくて気持ちのいい風が全身を包む。 私は硬直した身体を溶かすよう両手で腕を組むようにした。 目の前の男の人は私に視線を戻し、シングルベッドから降りた。 降りる際のギシリという音が部屋に響く。 「平気?立てる?」 私は右側に差し出されている手を見つめた。 私はハッとした。