じゃあ………。 「響也さんが付けたんだ……」 私はそう小さく呟いた。 小さく呟いても、香穂には十分に聞こえる距離で、 香穂は「ふーん」と言ってから雑誌を0読み直す。 意外にも反応が薄かった香穂に少し驚いた。 「だろうな、とは思った」 「え!」 香穂は手元にある水を口に含んで飲み干す。 私は香穂を見つめる。 「なんとなく予想出来た」 しれっとそんな事を言う香穂は凄いなと思った。