「あ!」
香穂はいきなり大きな声を出して雑誌から手を離して、雑誌の上に手を置いた。
私は驚いて稜也さんから視線を外して香穂を見る。
「どうしたの?」
「同居している人が居るのってさっき言っていたのって、響也っていう人とこの人の事?」
と言って『この人』である『稜也さん』を人差し指で指す。
香穂は稜也さんの事知らないのかな?
「そうだよ。この人達が……って事は、このどっちかにキスマークを……」
と香穂は言ってから間抜けに口を開ける。
私は頭の中にハテナが生まれ、香穂を見る。
「ん?どういう事………ってあ!!」
そっか……。
あ、でも、稜也さんが私の部屋に居た時にはもうついていた。
白い水着を着た時にはついていなかった。

