香穂は「そっか」と呟き、すくっと立ってからどこか別の部屋に行ってしまった。
経ってから「ちょっと待って」と言って広いマンションの一室を素早く駆ける香穂。
私は「え!?」と言う頃には私が今いるリビングに香穂は居なかった。
どこに行ったのだろう?
と暫く考えていたら。
「ごめんね!ほら!これ!」
そう言った香穂の腕の中には雑誌が何枚か入っていた。
「どうしたの?これ」と私は言ってから、香穂に渡された雑誌を手に取る。
パラパラと鮮やかな色をした紙を見続ける。
特集ページに、
響也さんが載っていた。
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