二人の兄に激甘警報発令中!


「ちょ、ちょっと待って!…え!?」


香穂は混乱しているせいか、何を言っているのかよく分からなかった。


私は香穂に向けて今までの事実を淡々と語った。


「私はストリートチルドレンだったの。
 孤児院の院長に拾われてしばらくして、黒崎家の娘として養子になったの。


 私、実は義理の兄妹が居るの。」


未だに動揺を隠せていない香穂は小刻みに動いていて、何か話したそうだった。


私が兄妹と言った瞬間に「え!?」と目の前から聞こえたが、今は落ち着いて理解しようと試みようとしている様だ。


「う~んう~ん」


と香穂は俯き気味で唸ってから、勢いよく顔をあげた。


「分かった!うん!説明続けて」


そう言って、崩していた足元を香穂は正座に直した。


私も香穂につられて足元を正座に直す。


空気は冷たくなく、寧ろ何でも話してOKの様な雰囲気を感じた。