二人の兄に激甘警報発令中!


香穂は机を挟んで私の目の前に座った。


香穂は私をじっと見る。


冗談は言えない。


本当の事を伝えたい。


私は、最初の様に軽く深呼吸した。




「私、黒崎家の養子なの。」




実は、私は黒崎家の人間ではない事を香穂に伝えていなかった。


案の定、香穂は元から大きい瞳をめいいっぱい見開いて私を見つめる。


私は香穂が驚いている間、何から話そうか迷っていた。