「彩羽!大丈夫?」 声のする方を向くと、香穂がこっちへ小走りで来る。 手には三枚のタオル。 「大丈だよ!走らなくてもいいのに~」 私はそう言って香穂からタオルを受け取った。 香穂は「大事な大事な親友が風邪引いちゃうの私嫌だもん!」 と言って、私の洋服を優しく拭いた。 私は香穂を見つめながら洋服を拭いた。 私をこんなに大切に思ってくれている香穂は本当に良い親友だ。