ぼんやりとした頭で考えたは響也さんと稜也さんの事だった。 なんだか気味が悪いほど二人の事を考えている。 私は手元にあるクシャクシャなったハンカチを俯きながら見つめた。 「みんな…ごめんなさい。」 私はそう呟いてハンカチを手で整えてバッグにしまった。 まだ濡れているスカートの端の事なんて、もう気にしていなかった。