取り敢えず私は混乱している頭の中を整理しようと、胸に手を置いて深呼吸を一度した。 目を閉じている間、何から話そうか順番を考えていた。 思わず正座している足がしびれる。 床はフローリングの真ん中にあるふわふわの絨毯。 名都には似合わないけど、この部屋にはばっちり合っている。 私は余計な事も考えつつ、目を開け、香穂を見た。