俺は周りの視線を気にして、間を開けずに 「うん、いいよ。」 そう答えてアリーヤの腕を引っ張ってその場から離れた。 正直、アリーヤの事は好きではなかった。 もう空気も同然だったから。 その時にはわからなかったんだ。 空気がどれほど愛おしいのかを。 俺は昔の事を考えていた。 俯きながらアリーヤとの思い出を思い返していた。