俺は彩羽の腕を掴んでいる右腕に力を少し加えてしまった。 その時 「あ、あの…今日高校の友達と遊ぶので、お出かけ出来ません!すみません!」 俺と稜也の腕を勢いよく振りほどき、出て行ってしまった。 俺と稜也は彩羽が出て行った方向を見つめるばかり。 カタッ 稜也は椅子に座り直し、朝食を再開した。 俺も椅子に座り、水を一気飲みした。 喉が音を鳴らす。 「響也、彩羽に迷惑かけるな。」 そう冷たい声が右から聞こえる。