ありのままを伝えたら ため息をつかれた 『だから、これ以上私に関わらないで』 追い打ちをかけるように 少し強めに言う また盛大な溜息をしながら 冬真が、近づいてくる 『なんでお前そんな目してんの?』 『何がお前をそんな顔にさせんの?』 『いつもお前は何に縛られてんだ?』 冬真が言い終わる頃には 私は壁と冬真の間にいた