あれはたしか 肌寒い10月だった 薄い上着が手放せなくて 出会いは本当に突然で あたしに考えさせる余裕もなく "君は私を虜にしたんだ" 君と目があって喰われるって思った 冗談とかじゃなくて 殺されるかもって思った 少し濁った目に呑み込まれる 怖いのに目が逸らせなかったのは 君の瞳がやけに寂しそうで 今にも泣きそうだったから