バス停から学校まで歩いて5分くらいかな?


iPodの音量をMaxにしながら


憂鬱な学校へ向かう




『はぁー…』




長いため息が出る


人混みは苦手、団体行動無理


皆、同じ髪型にして服装にして




"息苦しい"



下駄箱について靴を履き替える



『まーりあ♪』



呼ばれて後ろを振り返ったら


朝から元気な華那が居た



『はょ』 



私は軽い返事をして教室に向かう



『まりあぁ~朝から冷たぃ~!』



愚痴ってる華那を無視して


窓際の後ろから2番目の席に座る