i miss you…。:*



気分を変えるために、カーテンを開ける


昼過ぎの空にしては、どんよりとした


分厚い雲がまるで


不安を煽るように広がってた


ガチャッ


扉が開く音が聞こえて、後ろに振り向く


頭にタオルを乗っけた想司だった



『体調はどうだ?』



私と目が合うと駆け寄ってきて


顔を除き混む、眉がへの字に曲がってて


心配掛けたんだなってわかる



『もぅ、全然平気だよ!』



満面の笑みを見せて、首をかしげ


想司の反応を待った