ベッドにツップした状態で 眠る想司に布団を被せてまた横になる 繋がれたままの右手が安心する 何度も確認するように右手に力を込める 想司が用意したのか、部屋には 美味しそうな匂いが漂う お腹が空いたなと、思った瞬間 込み上げる吐き気 寝転んだばかりの体を勢い良く起こした なんか、おかしい... あれ...? 生理って... 最後にいつきたかな...? あやふやな、記憶にイライラしながら ダルさと吐き気に勝てずに そのまま、意識を手放した...