真後ろのカウンターに腰を掛けタバコを 吸っていた想司が慌てて駆け寄る 『まりあ? 大丈夫か?』 そういって優しく背中をさするから 堪えきれない吐き気に負けて 食べたものをシンクに戻してしまった 頭も重くズキズキして体がだるい この時はまだ、二日酔いだと思ってた... そのまま私は、想司に心配されながら 後の事は任せて、ベッドに流れ込む 寝て起きたら大丈夫 大したことないと思いながら...