時計の針は12時を回っていた 土曜日で良かった これが、平日だったら給食食べ損なってるよ 部屋を片してご飯の準備 ふと携帯が鳴ってるのに気付く ディスプレイには"想司"の文字 『今どこにおる? 飯食いに行こ!』 もしもしをいう前に喋りだす想司 今の状況を伝えると ここまで迎えに来てくれるらしい 『分かったよ』 小一時間で着くらしい 電話が切れるのを確認すると 急いでご飯を作りみんなを起こす 『そんな急いでどーした?』 シャワーを浴び終えスッキリした 拓斗が頭をふきながら問いかける