こんなカッコいいお兄ちゃんが居れば 拓斗がお洒落なのも理解できる そんな事を思っていると 肩に重みを感じた 拓斗がベッドに横になりながら 私の肩にもたれ掛かっている 拓斗の腕が私の体に絡み付く 『おはよ』 拓斗の体温を感じながら タバコに手を伸ばす 火を付けて、起きてるのか寝てるのか いまいち分からない拓斗の唇に タバコを押し付ける ん"ーって言いながらちゃっかりすう拓斗 拓斗の手に移って使えるようになった 右手で拓斗の前髪を耳にかける タバコの火で燃やさないよう