『拓斗…想司君の後輩って拓斗なの?』 顔見知りで、少し安心した 肩の荷が降りた瞬間、鞄が重く感じた 『そーだよ、想君は俺の兄ちゃんの友達』 『ここに待っててって言われた時に』 『まりあの事かな?って思ってて』 『来てみたらまりあだった』 屈託の無い笑顔で笑うと幼さがまだある あった時もそうだったけど すごく大人びて見える