ガラガラー…


扉を開けると今までガヤガヤしてた


教室が一瞬静かになる


ウザったい視線をシカトして


教室に足を踏み入れる



『まぁーりあ♪』


『どこいってたのー?』


『探したんだからーねー!』



不機嫌そうに華那が問い掛けてきた



『ごめん』




『もぉ』



って言いながら可愛い顔して


「いいょ」って言ってくれた



『でも よかったね?今 自習だょ♪』


『うちらのとこの担任』


『やる気ないよねー!笑』




華那が喋りながら私の後ろを歩いてる



すると、私の腕に掛かってる


ブレザーに華那が気づいた




『あっ どうしたの?それ』



ブレザーを指さしながら首を傾げてる