この時からすでに私の歯車は ゆっくり、ゆっくりと 聖の歯車に音を立てず重なりあう 時に運命は残酷で 歯車を止めようと 頑なに立ち止まって歯車に抵抗をしても 私ごと噛み砕かれる まるで、何事も無かったかのように 粉々に砕かれた欠片は どこかえと消え去る そんなものが無かったかのよう 私一人が立ち止まっても 無常にも時間は過ぎていく