はぁ、理事長のとこ行こ
そう思って私は教室を後にしようとすると
「どこいくの〜?さーちゃん」
同じくクラスの難波くん
「理事長のとこ。頼まなきゃいけない事があって」
ニッコリと笑って答える
私は、生徒会として、真面目にしているのだから
本当はサボりたいし、ノートもいらない
授業でしたことは小学校をでる前に大学の分まで勉強した私には必要ない
「そっか〜。てか、よく理事長のとこふらっと行くよね〜(笑´・艸・)
俺とか無理だよ。怖いし」
「いい人よ?じゃあね」
ふぅ、メンドくさい人だなぁ
わざわざ突っかかってきて
メンドくさいったらありゃしない
そんな事を考えていても色んな人に話し掛けられる
その度にニッコリして答える私
やって着いた理事長室にノックをする
「理事長、宮田です。今宜しいでしょうか?」
「ああ、どうぞ」