ミルクティー色のあいつ




でも、こんな厳つい見た目の女子が連んでたら、誰も近寄ってくるはずもなく…。


あることないこと噂を流され、私たちはみんなに壁を作り、ならもう悪くなってやろーじゃん!って自暴自棄になっていた。


だから本当の私たちはわかってもらえなかったし、わかってもらおうと思ってなかった。



学校では気を張り、強い自分を演じた私たちだけど、学校終わりにコンビニに寄り、買っていたのはミルクティー。



私たちは大の甘党で、飲んだ後口の中に甘ったるい味が広がるミルクティーが大好きだった。


ミルクティーを飲むと、気持ちも落ち着いて、私たちは偽りの自分から本当の自分へ戻っていた。


だから学校終わりに飲むミルクティーが毎日楽しみだった。

偽りの生活の中、唯一私たちの心を癒やし続けたミルクティー。