コンコン… 「みなみー? ご飯の準備、できたよ!」 いつのまに着替えたのかメイド服のせつなが部屋にやってきた。 ふと、時計に目を向けると秒針は7を指していた。 背伸びをしながらメガネをはずし、立ち上がり答える。 「すぐ行く。 仕事、お疲れ。 せつな 」 そう言ってせつなの頭をポンポンと叩いた。 「うん、みなみも。」 せつなもそう言って、部屋の明かりを静かに消した。