―江戸時代恋絵巻―

―土方side―

「…」
俺が見つけたのは真紅に染まった自分

正確に言ったら水溜まりのように溜まっ血に自分が映ってる


「おい…総司」

ふと総司を見ると

「血…ですね。しかもこんなに大量に」

総司も血に釘付けになっていた

いや…そんな事より
こんなに大量に血を流してるんだ。
とうに死んでいるか…瀕死の状態だろうな

死んでないならとてつもなく血気盛んな奴なんだろうな

「土方さん!!」

焦ったような総司の声に我に戻る

「土方さん!」

「土方さん 土方さんと何度も呼ばなくても聞こえ…る…」

そんな事を言いながら総司を見ると

「土方さんっ…早く手当てしないと死んじまいます!」


血塗れの女を抱いた総司がいた