「ゆず!おはよ」

「お!春野だー」


教室に着くと私の親友の
角田 梨乃と、西崎 空が、
私に向かって手を振ってきた。


「おはっ!二人とも早いじゃん」


そう言って私は、鞄から教科書を取りだし、机の引き出しに仕舞った。