「思い当たる人ですか?」 「たぶんね。」 「砂稚って灸屋砂稚か?」 「知ってるの?」 武は落ち着く為にと悠と佐奈を椅子に座る様促しながら話した。 「砂稚って悠とオリエンテーションしたくらいかな?話しかけて来てな。」 『武くん…だよね?』 『おぅ。誰だ?』 『あたし達、佐奈の友達なの仲良くしてね?』 『あ、あぁ。いいけど…』 『やったぁ!今度、みんで遊ぼうって言ってるんだ!武くんも来ない?』 『え…、いいよ。』 『大丈夫!2年もいるから!』