……確かに。
それはもう仕方ないか。
他の面で立花さんを近づけさせなければいい話だし。
「好きに呼んでいいよ。俺は全然気にしないから」
と俺は母さんがそばにいないことを良いことに冷たくそう彼女に答えた。
その言葉を聞いて一瞬立花さんは悲しそうな顔を浮かべたけど
すぐに嬉しそうに笑って「ありがとうございます」とそう言った。
「じゃあ俺用事あるから。何かあったら2人に聞いて」
そう言い捨ててキッチンから出て自分の部屋に戻った。
俺には話しかけないでとまでさすがに自分でも言うことができなかった。
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