「これで分かっただろ?俺はお前のことが好きなんだよ」
と言ってから少し照れている自分を隠すために視線を逸らした。
「うれしいです……うーぐすっ」
必死に我慢してたくせに結局泣くんだ。
でもまぁ……俺の前で見せる涙だったらそれでいっか。
すると俺たちはどちらからともなく抱き締めあった。
×小さな不幸
ううん、そんなのじゃない
これが俺の本当の恋のはじまり。
俺の本気で愛した人は前に好きだった彼女の名前に少し似ていて
でも顔も性格も全然似てない彼女はどこまでも俺に全力な女の子なのでした。
*the End*

