「じゃあ、もう一回」 「え?許してくれたんじゃないの?」 「チョコの変わり。また作ってな?」 そう言った勝也が顔を横に傾けて、キスをしてきた。 チョコの変わりといったキスだったけど、私にとっては、甘すぎた。 「琴音、めっちゃ好き!!」 そんな甘い勝也からの、甘いキス。 これはきっと、チョコよりずっと甘いもの。 ~*バレンタイン短編おしまい*~