「俺も、琴音が好きだよ」 「うっ、勝也!!」 『琴音が好きだよ』 ホントに? 嘘じゃないの? 勝也の告白を聞いてすぐに勝也に抱きついた。 「勝也、好き!大好きっ!!」 ギューッと抱きつく私に、優しく微笑んだ勝也。 「なぁ琴音。好きな子から初めてもらったバレンタインのケーキを、食べたらダメって、言われるのってどう思う?」 優しい笑顔のまま、そんなことを問いかけられ、ビクッとする。