「じゃあ、また明日」 そう言って、自分の家に歩きだそうとする。 「勝也!!」 そんな勝也を呼び止める。 振り向いた時に、ちゃんとラッピングしたケーキを渡そうとした。 ……のだけど。 ない!? 私は手にケーキを持ってなかった。 朝行く時は持ってたはず。 いや、持ったはずだったんだけど。 もしかして、家!? せっかく告白する決心したのに、こんなのって……。