もう一度、君に逢いたい。




―ピッ―


―プッープッー・・・―



電話を切った。



俺は涙を拭いた。



泣いたのは別れた時が最後だった。



「かっこわる!」



俺は夕日に向かって大きな声で叫んだ。



俺はまた家に向かって歩き始めた。