恋愛恐怖症

うかない次の日の登校日・・・。

「結衣!!おはよう!!」

「あっおはよう。」

「どうしたぁ?ボーっとして…。」

「何かあった?」

(いやっ。何かあったって言うか、ありありだよっ。)でも・・・。

「ううん。大丈夫。何でもないよ。」

「それよりさぁ…。」
私は、話をそらした。

内心。あずさには、本当の事言っときたい。でも、迷惑かけたくないしな。
また、今度にしよう。

また、あのクラスに行く。よしっ。がんばろうっ!!

          ガラッ

「来たよっ。キモイの」

小さい声だけど、明らかに聞こえる声で、言われた。

やっぱり、怖いな。このクラス。

私の席は、一番後ろで、一番廊下側。
昨日見た、『かず』って言う人と近くの席だ。

「おはよう。結衣」

いきなり、呼び捨てで呼んできた張本人は、そう。『かず』って言う人。

「おはよう。」

「ねぇ。結衣って、男嫌いなの?」

「うん。まぁね。」

「あはっ。かわいいね」

はっ?!いきなり「かわいい」とか何様のつもり?!
まさか、わたしを罠にしかけようとでもしてるの?!

~キーンコーンカーンコーン~
 
       ガラッ
「起立」

入ってきたのは、中年のはげ頭の男性教師。
まさか、こいつが担任?!
嫌なクラスに、頼りないの来ちゃったよ・・・。あぁあぁ。

「俺が、このクラスの担任。近藤太郎だっ」

今時、太郎って・・・。ますます、信用無くすわぁ。

なんか、さっきから視線感じる・・・。
そして、その視線の方向をみたら、あのギャルの子が、他の子と、こそこそしながら、
私を睨んでいる。

やっぱり。無理。このクラス。

「結衣!!」
って言いながら、妙にさっきから話しかけてくる隣のかずって言う奴。一体何なの?!

ますます、頭が混乱する。



もう、最低最悪。高一ってこんなものなの・・・?